Photography & Installation
都市の公共空間における風景と裂け目をめぐる写真・装置
都市の公共空間に潜む権力配置を、写真と装置によって可視化する制作。日本の風景論の系譜を更新しつつ、父権的な記号体系の外へと向かう逃逸線を編み続けている。下方の作品集 PDF にて全ページを閲覧可能。
// 年
2022 — ongoing
// 担当
- コンセプト構築 / 理論研究
- 都市公共空間における風景の撮影
- 装置 / インスタレーション制作
- 展示構成・編集
// ツール
- Photoshop
- Lightroom
- Illustrator
- Field walking
- Spatial design
// 概要
Overview.
ドゥルーズ=ガタリの「逃逸線」「生成変化」と、フーコーの規律・装置(dispositif)を制作の理論的支柱に据えている。70 年代の松田政男・中平卓馬らが提示した「凡庸で同質化された風景こそが権力の配置を可視化する」という風景論の問題意識を、現代の都市表面 — 監視と規範の絡み合った景観 — へと接続して継続している。痛みや裂け目が近代において記号化され、父権的凝視に回収される過程を直視しながら、作品はその経済に巻き込まれることなく、別の通路 — 逃逸線 — を構築することを目指す。卒業制作として、Temple University Japan Campus にて開催された TUJ Art Program のグループ展「Drinking from the Nonagon」(2024 年 11–12 月) に出展。
// 担当範囲
Role & Responsibilities.
- 01都市公共空間における風景の撮影と編集
- 02装置(インスタレーション)の構想・制作・展示構成
- 03風景論・規律・dispositif・逃逸線を含む理論的フレームの構築
- 04卒業制作展「Drinking from the Nonagon」(TUJ, 2024) への参加・出展
- 05シリーズの編集とポートフォリオ化
// プロセス
Process.
01 — 観察
都市の公共空間を歩き続け、規範化・洗浄化された風景の中に、語られない裂け目や微細な抵抗の痕跡を見出していく。
02 — 撮影
風景を「権力の配置の表面」として読み直し、フレームの選択そのものを批評の身振りとして撮影する。
03 — 装置化
撮影された風景を空間に再配置し、観客の視線・身体・歩行を編集する装置として構築。父権的記号体系から逃れる通路を空間内に開く。
04 — 翻訳
実践と理論を往復させる。フーコー=ドゥルーズの語彙と、現代日本の都市・身体経験との間で翻訳を繰り返す。
// 成果
Outcome.
- +
風景論の系譜を現代へと更新する制作の方法論を確立
- +
父権的記号体系の外側へと開かれる逃逸線としての装置を制作
- +
Temple University Japan Campus 卒業制作展「Drinking from the Nonagon」(2024) へ出展
- +
制作と理論研究を相互に駆動する継続的な個人プラクティス
// PORTFOLIO
Read the book.
個人制作の写真と装置作品をまとめた作品集(全 23 ページ)。下方ビューワー内でスクロール、または右上の番号入力 / 矢印でページ移動できます。原寸の PDF を確認したい場合は PDF ↗ / DL ↓ から。
// ギャラリー
Gallery.






















